これまでに作った本をまとめる
僕は今、本を作る仕事をしている。元々プログラマーとして働いていたのだが、あるきっかけで本作りに携わる機会を頂いた。これはとてもありがたいことだった。様々な問題はあったけれど、目の前の仕事にただただ一生懸命に取り組んだ。
本の内容は全てソフトウェアやプログラミングに関係する技術書だ。主に英語の本の翻訳や監訳の仕事が多いが、中には共著として担当させていただいたものも何冊かある。そして徐々に関わる本が増えていった。
そんなこんなで本を作る仕事をするようになって、気が付くと10年以上が経過し、関わった本は10冊を越えていた。そこで本稿では、僕がどのような本作りに関わってきたのかをまとめることにした。
| 役割 | 出版年月 | 出版社 | 版 | ⧉ | タイトル | サブタイトル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 共同翻訳 | 2026/01 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | 生成AI時代のソフトウェア開発 | ツールを賢く選択、評価、活用し、より速く効率的な開発を進めるために |
| 共同翻訳 | 2025/09 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | 初めてのLangChain | LangChainとLangGraphによるAI/LLMアプリケーションの構築 |
| 共同翻訳 | 2025/06 | オライリージャパン | 第3版 | ⧉ | PythonによるWebスクレイピング | |
| 共同翻訳 | 2024/09 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | ハイパーモダンPython | 信頼性の高いワークフローを構築するモダンテクニック |
| 共著 | 2023/10 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | Pythonではじめるオープンエンドな進化的アルゴリズム | 発散型の機械学習による多様な解の探索 |
| 共同翻訳 | 2023/01 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | SQLではじめるデータ分析 | クエリで行う前処理、時系列解析、コホート分析、テキスト分析、異常検知 |
| 翻訳 | 2022/10 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | マイクロフロントエンド | マイクロサービスアーキテクチャの概念をフロントエンドに拡張し、信頼性、自律性の高いシステムを構築する |
| 監訳 | 2022/02 | オライリージャパン | 第2版 | ⧉ | SQLクックブック | データベースエキスパート、データサイエンティストのための実践レシピ集 |
| 監訳 | 2019/04 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | Head First はじめてのプログラミング | 頭とからだで覚えるPythonプログラミング入門 |
| 技術監修 | 2019/03 | オライリージャパン | 第2版 | ⧉ | PythonによるWebスクレイピング | |
| 共同翻訳1 | 2018/01 | オライリージャパン | 第7版 | ⧉ | はじめてのPerl | |
| 監訳 | 2018/03 | オライリージャパン | 第2版 | ⧉ | Head First Python | 頭とからだで覚えるPythonの基本 |
| 監訳 | 2017/08 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | PythonとJavaScriptではじめるデータビジュアライゼーション | |
| 技術監修 | 2017/04 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | Pythonではじめるデータラングリング | データの入手、準備、分析、プレゼンテーション |
| 共著 | 2017/09 | 技術評論社 | 初版2 | ⧉ | Pythonエンジニアファーストブック | |
| 技術監修 | 2016/03 | オライリージャパン | 初版 | ⧉ | PythonによるWebスクレイピング | |
| 共著 | 2015/06 | 技術評論社 | 初版 | ⧉ | Pythonエンジニア養成読本 |
初めて本の仕事に携わったのが2015年である事を考えると、期間としては10年、冊数にすると16冊の技術書に関わる仕事をした。
もちろん読者の皆様、出版社をはじめ書籍制作に携わる関係者の皆様、周りの人達や様々な人の支えによって出来た事だ。本当に感謝している。
また自分自身にも「よく頑張った」と思えるし、このように表にまとめてみる事で、少しずつ実績を積む事が出来ているように感じられる。
大きな図書館や本屋さんの棚に、自分の名前が載っている本を見つける事があるのだけれど、そんな時はとても誇らしい。
昔、お金がなかった頃、よく図書館に行って技術書や専門書を借りていた。図書館の本は少し古いものが多かったけれど、あの頃の僕にとっては貴重な情報源であり、それを使って学んだ。今はインターネットがとても身近にあるから、そういった事をする人は少ないかもしれない。けれど、日本のどこかにいるあの頃の僕のような人の役に立っていると思える事が嬉しい。
僕はシンプルにパソコンやプログラミングが好きだから、僕自身も技術を知りたいし学びたい。そして同じように思う人達の助けになればいいなと思う。
出版後に厳しいご意見を頂く事もある。そういったご意見にも耳を傾けながら、これからも良い本を作っていきたい。